アサダワタルさんと新著のオープン編集会議、はじめます!
みなさん、こんにちは! 6月5日発売の『ソトコト』2018年7月号で、3年3か月にわたる連載の最終回を迎えるアサダワタルさんによる「メモリミックス!! 記憶が編みなおされる時」。さて、これで終わり……というわけではありません。このメモリミックスの内容も含めたアサダさんによる書き下ろしの新著を来春に発刊に向けてつくっていきます!
同書籍では、新しい試みとして「オープン編集会議」を開催し、書籍をつくっていく過程をひとつの場として共有していきたいと思います。具体的には、月に一度開催する編集会議に参加したい方をソトコトとアサダさんのFacebookなどで毎回募集(全6回の予定)。集まった方たちとアサダさんを交えて、書籍の内容について話し合っていきます(たっぷり3時間ですよっ)。募集する人数は6名! トークイベントではなく、編集会議ということで、参加者のみなさんとじっくり話し合える人数でまずは始めようと思っています。アサダさんもソトコト編集部一同も、一体どんな化学変化が起こるのかドキドキです。でも、やってみなければ何が起こるかわからない! こんな私たちのあたらしい試みに賛同し、興味を持ってもらえる方のご応募をお待ちしています!
▽詳細・参加申し込みはこちら!
https://goo.gl/NcAEXY
<アサダワタルさんからのメッセージ>
木楽舎で来春に本を出します。テーマは、「ヘンテコで名づけようのない場づくり」の可能性について、アサダのアートや音楽などの実践を軸に書くものです。ジャンルは、おそらくまちづくり、教育、福祉など色々にわたると思います。でも、それぞれの分野の常識からはどうも逸脱してる、はみ出しちゃってる場づくりの話になります。でも、確かにこういう「ユルくてスキマのある場」だからこそ、のびのびと個性を発揮したり、気負わず人とつながれたりすることあるよね! と 思わせるような居場所について、「ルーズプレイス」という言葉を補助線にしながら、考えてみようと思ってます。
内容が「場づくり」ということもあり、せっかくの機会なので、書くプロセス自体を開いて「場」にしちゃおうと思います。別の理由としては、今回は大半が書き下ろしなので、執筆ペースの維持が不安で、こうでもしないと自分を追い込めない! というのもあります(笑)。会場を、出版社である木楽舎と、僕のアトリエがあるアートスポットシャトー2Fでの交互開催にして、なんとなく僕の仕事の空気感も味わってもらえれば嬉しいです。
全部で6章を想定しており(変わるかもしれませんけど)、その「章ごと」を各回のテーマ(これも最終的には変わるかもしれませんけど!)として設定。合計6回開催しようと思います。まず僕のほうから自分の事例や考えていることをプレゼンし、あとは参考文献なども置きながら、事例について思ったことや、参加者の関心などを交えてファシリテーションするイメージ。とにかく執筆も開いて「場」にしちゃう初の試みなので、みなさんと楽しんで進めたいと思います。どうぞよろしくお願いします!