吉田修一 最新刊 2冊同時 3媒体同時で 発売決定!
吉田修一 最新刊 2冊同時 3媒体同時で 発売決定!
『悪人』『横道世之介』『さよなら渓谷』『怒り』などの
ベストセラーで知られる芥川賞作家・吉田修一が、
日々を懸命に生きている大人たちに贈る、
どこまでも前向きで心に沁みる50篇のエッセイです。
大人たちを縛る「記憶」との上手な付き合い方がしみじみ伝わってくる
『泣きたくなるような青空』の25篇、
自分自身がいかに唯一無二でユニークなのかを
あらためて自覚できる
『最後に手にしたいもの』の25篇の、2冊同時発売。
また、出版業界としては異例の
・紙書籍
・電子書籍
・audible(本を耳で楽しむオーディオブック)
の3媒体同時発売!
旅好きの大人たちはもちろんのこと、飼い猫の金ちゃん、銀ちゃんにまつわる可笑しくて愛情あふれるエピソードは、猫好きの大人たちにも必読の書です。
- 10/21(土)15:45~
吉田修一さんご出演・NHK・Eテレ「ネコメンタリー 猫も、杓子も」
再々放送が決定! - 吉田修一さんといえば、飼い猫(ねこ)
「金ちゃん」「銀ちゃん」と暮らしていることでも有名です。
そんな吉田修一さんと猫にスポットを当て、
NHK・Eテレの大人気ドキュメンタリー
「ネコメンタリー 猫も、杓子も」が密着取材。
普段では見られない吉田さんと猫の暮らしがたっぷりと放送されます。「ねこ」ファン垂涎の番組です。
木楽舎より発売の新刊にも、
飼い猫の金ちゃん、銀ちゃんについての愛あふれるエッセイを収録しています。 -
会話ができないので、あくまでも想像だが、おそらく金ちゃんは自分のことを勤勉な勤め人だと思い込んでおり、毎朝どこかに出勤しているつもりでいる。
だからこそ、決まった時間に飼い主を起こし、朝食の準備をさせて、それを食べ、身支度する。とはいっても、マンションで飼われる家猫なので、実際にどこかへ出勤することはできない。
(『最後に手にしたいもの』収録「好きだ!」より)
-
*「ネコメンタリー 猫も、杓子も」とは・・・?
NHK・Eテレで不定期で放送されている、「作家と猫」をテーマにしたドキュメンタリー。第1回目は解剖学者で作家の養老孟司さん、第2回目は作家の角田光代さんで、どちらも文筆家ならではの猫愛を描写しつつ、「猫目線」に密着したカメラアングルとで、世の猫好きたちから絶賛されたシリーズ。
2017.10.02- 本日発売しました!全国の書店や各電子書籍ストア、Audible特設ページよりお買い求めいただけます。
- 2017.09.11
- 吉田修一氏の最新刊が10月2日(月)に発売決定しました。2冊同時、3媒体同時です。詳細は近日公開!
泣きたくなるような青空
著:吉田修一
1,200円+税
2017年10月2日(月)発売
大人が、
遠い記憶と向き合うための25篇
沖縄を離れる時、僕らは数日間の沖縄に別れを告げるのではなく、妄想の中で暮らした美しく豊かだった日々に別れを告げなければならず、その喪失感は青い空を見てつい涙が流れてしまうほどになる。(本文より)
(目次)
- 博多って、おっきいなー
- 清潔であること
- 思い出のアドレス帳
- 長崎うまかもん
- 惜しい…。
- 静かに近づき、静かに去ってゆく
- お盆・花火・長崎
- ペルヘンティアン島の奴ら
- 台湾でのサイン会
- フリーハグしてみた
- あいにく絵心なし
- 朝の種類
- 百年後の笑っていいとも
- ベルンで川を流れる
- 時間を持つもの・軽井沢
- 人間の声
- 無音の世界
- 遠いパリのこと
- 苦節三十年
- 泣きたくなるような青空
- 浪速の従姉妹漫才
- 大恩人・辻原登さん
- 中華料理店の王さん
- 満開の桜の樹の下・NY篇
- 遠くて近いブラジル
高良健吾さんの朗読で、audible版も同時発売!
最後に手にしたいもの
著:吉田修一
1,200円+税
2017年10月2日(月)発売
大人が、
自分自身に満足するための25篇
巨万の富や名誉を手に入れたあと、次に人が欲しくなるのは、この夕焼け空なのかもしれない。(本文より)
(目次)
- 中国のルート66
- 台北でマルーン5
- ビバ・パタヤ!
- 快速電車は埼玉を走る
- 阿蘇、天空の湯
- 『さよなら渓谷』モスクワ映画祭
- 機械音痴
- 苦手なカジノ
- 韓国のヒョン(兄さん)
- 型と仕草・伊勢神宮
- 最後に手にしたいもの
- 国際都市?
- 八幡製鉄所の美しさ
- 香港の底力
- 好きだ!
- 対馬旅情
- 青の氾濫・竹富島
- 浅草散歩
- 楽しんでいる者勝ち
- 標高四〇〇〇Mの国境
- 旅先でまずやること
- おしゃれプノンペン
- 四〇〇万人分の笑顔
- 『怒り』完成
- 『怒り』舞台裏
眞島秀和さんの朗読で、audible版も同時発売!