コミュニティ難民のススメ

コミュニティ難民のススメ (電子書籍)

表現と仕事のハザマにあること

彷徨って生きる、 これからの人生の歩き方!

著者 アサダ ワタル
ジャンル 書籍
書籍 > 社会・ノンフィクション
書籍 > 電子書籍
出版年月日 2014/12/01
在庫 在庫あり
1,728円(税込)

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フォーマット 価格
電子書籍 1,728円(税込)
単行本 1,728円(税込)

「住み開き」から、「コミュニティ難民」へ。

プライベートな空間である家に、パブリックな機能を持たせる住まい方(自分の蔵書と書斎を、週末だけ図書館として地域の人に解放したり)を「住み開き」という言葉で切り取った、アサダワタル氏が、今回は「表現(≒プライベート)」と「仕事(≒パブリック)」の間を彷徨って生きる、6人の人生の歩き方をコンパイル。
自問自答しながらも、枠組みを飛び越え、楽しく暮らす彼ら(と自分自身)の生き方を、アサダ氏は「コミュニティ難民」と名付け、現代の新たな道標として描き出した意欲作です。
内田樹氏や梅原猛氏らとの共著でも知られる、宗教学者・僧侶の釈徹宗氏との対談も収録!

こみゅにてぃ- なんみん【コミュニティ難民】 名
個人の生産活動において、特定の分野のコミュニティに重点的に属さず、
同時に表現手段も拡散させることで、新たな社会との実践的な関わりを生み出す人々。
たとえば、こんなコミュニティ難民……。
例1 銀行員であり、地域ファシリテーターであり、クリエイターが集まる大学の客員教授であり……。
例2 一級建築士であり、ラジオ番組の企画・制作者であり、雑誌編集委員であり……。
例3 DJであり、イベントプロデューサーであり、旅館当主であり……。
例4 職業訓練センターの職員であり、アートイベントの主催者であり、コミュニティサロン主宰であり……。
例5 ミュージシャンであり、NPO法人理事であり、ホームヘルパー2級であり……、現役大学院生であり……。


★コミュニティ難民をめぐるトークセッションの模様を特設サイトにて公開中です。
https://www.sotokoto.net/community-nanmin/

【はじめに】
【序章 コミュニティ難民の始まり】
あなた一体“何屋さん”?/分けたくない・交わらせたい/表現と仕事が繋がる契機/異なるコミュニティを越境する/コミュニティの狭間に立たされる実感
【第1章 脱専門】
“専門”に対する思考転換/営業の“ど真ん中”へ 脱専門的銀行員/周縁から本質へ/表現すべき本質を把握する/“球体”としての専門性/他者に開かされる可能性/いよいよ橋を架けるとき 切り分けから関係づけへ
【第2章 マルチプルな自己へ】
アイデンティティをどこに置こう?/いろんな自己を相手に差し出す“建てたがらない”建築士/私は何も変わっていない/“建築家”とは名乗らないアイデンティティ/広がる自己を“メディア”化する/アイデンティティの揺らぎを肯定し、操作すること/そもそもマルチプルな自己という思考を携えて
【第3章 あらかじめ埋め込まれた表現たちよ】
“しない”という態度の先へ/“やめた”人の表現が埋め込まれる先/なぜ“表現”したかったのかを問う/宿に“芸”を埋め込め。イベントから“空気”まで/“宿業”という職業像を変えるために/表現の種子を見つけるレッスン
【第4章 公私を編み直す】
人は何のために働くのか 前夜/何に“合わせて”働くべきか/“名前のない職業”の存在を知る/公私という通念を潜り抜ける/“内なる声”を聞き取ること“生歴”を表わすこと/常にいろいろ“稼いで”いる―生活面からの視点―
【第5章 弱い現れ、強まる難民性】
コミュニティ難民 前夜/〈母島〉から〈海上〉へ/日常再編集/コンセプトを“現れ”させる/〈海面下〉の絶景
【第6章 個、表現、居場所】
難民、そして居場所へ/その〈島〉で、何を“描いて”いるのか/なんかよくわからないけど、今これをやっておこう/表現―個の有りようをそのままに浮かび上がらせる力/何にも“割り切れない”地平を求めて/一人になること 蚊帳の外感を楽しむこと/弱さの力と揺らぎの希望/コミュニティ難民の当事者性
【終章 コミュニティ難民の未来】
コミュニケーションプロセスを創造的に取り出す/“近い人”との遭遇/デザイナーのふりをした学者/「地営業」とは何か/“質量感”を認知すること/“境界知”という専門性を携えて/〈荷〉を捨てること。捨てないこと。そのハザマで
【対談 コミュニティ難民の希望】
◯釈徹宗さん
あとがき
参考・引用文献
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