泣きたくなるような青空

泣きたくなるような青空 (単行本)

著者 吉田 修一
ジャンル 書籍 > 小説・エッセイ
シリーズ 翼の王国books
出版年月日 2017/10/02
ISBN 9784863241190
判型・ページ数 四六判・180ページ
在庫 在庫あり
1,320円(税込)
フォーマット 価格
単行本 1,320円(税込)
電子書籍 990円(税込)


沖縄を離れる時、僕らは数日間の沖縄に別れを告げるのではなく、妄想の中で暮らした美しく豊かだった日々に別れを告げなければならず、その喪失感は青い空を見てつい涙が流れてしまうほどになる。(本文より)

『悪人』『横道世之介』『さよなら渓谷』『怒り』などのベストセラーで知られる芥川賞作家・吉田修一が、 日々を懸命に生きている大人たちに贈る、 どこまでも前向きで心に沁みる50篇のエッセイです。

大人たちを縛る「記憶」との上手な付き合い方がしみじみ伝わってくる 『泣きたくなるような青空』の25篇、 自分自身がいかに唯一無二でユニークなのかをあらためて自覚できる『最後に手にしたいもの』の25篇の、2冊同時発売。

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また、出版業界としては異例の
・紙書籍
・電子書籍
・audible(本を耳で楽しむオーディオブック)

の3媒体同時発売!

audibleは『泣きたくなるような青空』を高良健吾さん、『最後に手にしたいもの』を眞島秀和さんに朗読いただきます。




●吉田修一(よしだ・しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で文學界新人賞を受賞し、デビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞。2007年『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。 ほか、『横道世之介』『さよなら渓谷』『怒り』など著書多数。ANAグループ機内誌『翼の王国』での短編小説とエッセイの連載をまとめた書籍に『あの空の下で』『空の冒険』『作家と一日』(木楽舎)がある。

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