Fishing Café 57

Fishing Café 57

特集:技の奥義、テンカラの秘密

著者 シマノ
ジャンル 書籍 > 趣味・実用
シリーズ Fishing Café
出版年月日 2017/08/13
ISBN 9784863241169
判型・ページ数 A4判変型・74ページ
在庫 在庫あり
574円+税
特集:簡素な技に潜む伝承毛鉤釣り文化を訪ねる 技の奥義、テンカラの秘密

日本列島内陸の奥深くにそびえる日本アルプス。
なかでも、北アルプスの黒部峡谷の職漁師は、ある種の伝説化したテンカラ釣りの集団だ。
その職漁師たちが、渓流釣りにおいて毛鉤を使ったのは、効率を求めたことに他ならない。
「趣味のテンカラと職漁師のテンカラの技術的な違いは、職漁師の釣りは精密機械のようでなければダメだ。
そして、疲れるようなことはしてはならない」
職漁師の末裔である乗鞍高原の福島立實さんはそう語る。
渓流魚は、人間と違って自然の法則に極めて忠実だ。
そのため繁殖期以外は、採餌行動にほとんどのエネルギーを費やす。
獲られる側も、「余分なことはしない」ということだ。
テンカラの醍醐味は、そうしたそぎ落としたなかでこそ味わえる魚との駆け引きだ。
紀州テンカラの達人である竹株希朗氏の弟子、小出隆義氏は言う。
「いろんな道具を使う釣りも、確かに面白いものです。
でも竹株さんのように『これだ』という道具一本で行う釣りには、潔さがある。
そこに彼は、釣りの多様性を見ているというすごさを感じます」と。
テンカラという日本の伝承的な毛鉤釣りが、ここへきてにわかに注目を集めている理由は、
「常に何かしなければ」と思いすぎる、現代社会への天から降りた忠告なのかもしれない。
◎ 巻頭インタビュー 赤津孝夫
 釣りは人生の“ライフタイム・ギャランティ”
◎ 特集:簡素な技に潜む伝承毛鉤釣り文化を訪ねる 技の奥義、テンカラの秘密
◎ 秘伝が培われた理由 〜石垣尚男&藤岡美和 渓流対談〜
◎ その技に過分無し“旅マタギ衆”とテンカラ
◎ テンカラ職漁師の法則
◎ 堅牢な郡上本流竿が導いた“郡上テンカラ”
◎ 伝説の紀州テンカラ師、竹株希朗
◎ テンカラの楽園を目指す魚類保護への道

連載コラム
The Promised River 約束の川 - 湯川 豊
魚の不思議な生態学 - 鈴木克美
うたぐる釣り人 - アーサー・ビナード
ア・フィッシャーズライフ - 谷 昌子
BOKUNEN'S MUSEUM 流廻 - 名嘉睦稔
岡田美里の旅路にて釣り候
楽園はここに在る - 夢枕 獏
釣具、漁具の歴史とその変貌【釣具物語】
日々是釣り日和 - 残間正之
海鳴り山鳴りの日々 - 西木正明
フィッシング・カフェ・クラブ Fishing Café CLUB

関連商品

書店様へ