エレファントム

エレファントム

象はなぜ遠い記憶を語るのか

象の魂(エレファントム)が漂う大地を舞台にした、ワトソンの半自伝的書であり、集大成ともいうべき作品。

著者 ライアル・ワトソン
福岡 伸一
高橋 紀子
ジャンル 書籍
書籍 > 福岡伸一の本
出版年月日 2009/06/25
ISBN 9784863240155
判型・ページ数 四六判・364ページ
在庫 在庫あり
1,944円(税込)

象はなぜ遠い記憶を語るのか

超低周波コミュニケーションや、埋葬の儀式など、象たちの神秘なる能力の数々をライアル・ワトソンが痛快な語り口で解き明かす。

2000年、ワトソンが少年時代を過ごした南アフリカ、クニスナの森で大母(メイトリアーク)と名づけられた一頭の象が姿を消した。
最後に残された象を探し、彼が向かった先は・・・。
幼少期の不思議な体験と、アフリカに込めた思いがここに結晶する。

象の魂(エレファントム)が漂う大地を舞台にした、ワトソンの半自伝的書であり、集大成ともいうべき作品。
ライアル・ワトソン一周忌記念出版
(2008年6月25日逝去)

第1章 白い象を見た少年


    《象を見る者》
    象の試作品たち
    サン・ゴンザレス号の遭難
    ストランドローパーの掟
    漁の天才
    生き物は水に依存する
    乳白色の巨象
    三日月の牙を持った月の獣
    ブッコの匂い


第2章 羊の皮を着た男


    《「野蛮」なのは誰か》
    野生の人
    吸着音で話す民族
    牧畜民コイ族と狩猟民サン族
    カンマは象の真似をした
    ケープの森の巨大な木
    年老いた白い象
    一人きりでさまよう者


第3章 「火遊び」をした日


    白い象の伝説
    サン族の物語
    ケープのすてきな夏
    邪悪な絵
    月のメッセージ
    巨象が立っていた断崖へ
    絵を描く象


第4章 象たちの受難


    人間は象に敬意を抱いていた
    白人がアフリカでしたこと
    プレトリウス少佐の罪
    象は記憶を伝承している
    なぜ牙は小さくなったか
    クニスナの象が減った理由
    象狩りの光景
    「鷲の子」という名前の木樵


第5章 追跡の果て


    追跡の技術
    糞は語る
    「俺の弟を殺した象」
    恨みのある匂い
    カンマ――夢見るもの
    白い象の力
    眠っている遺伝子


第6章 クニスナの太母


    人類のゆりかご
    ヤコブソン器官の神秘
    動物行動学者になる
    象と暮らす
    象たちの「死の儀式」
    一〇〇ドルの被害
    無音の轟き
    最後の一頭
    鯨に会いに来ていた


第7章 時空を超えて


    《象を織り出す女性》
    幽霊の正体
    幻覚を見ていたのか
    象たちの反撃
    経験が匂いの記憶を作る
    生命の本当の音楽を聴く者
    匿名の論文
    エレファントム・フグス
    消えたヘリコプター
    すばらしい出発点


解説にかえて(内田美恵)

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